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IDEAユーザミーティング2015 開催しました!

2015年11月6日(金)、「TRIZを核とする開発手法の活用で断トツ製品、断トツ技術を生み出す開発力を!」をテーマに、IDEAユーザミーティング2015を開催しました。

当日は100名を超える方に参加いただき、午前のチュートリアル、午後の講演会、そして講演会後の懇親会まで、大変盛況のうちに終えることができました。

参加された皆様からは、「実際にTRIZを導入して活用している企業の取り組みを知ることができてとても参考になった」、「想像していた以上のレベルで活用している企業の講演を聴けて、自社の取り組み着手への刺激となった」、「シーズドリブンQDなど、開発手法とソフトウェアの活用も確実に進化していることを知った」、「来年も是非このイベントをやって欲しい」、など多くの励ましの言葉を頂戴しました。

今回のユーザミーティングでの講演を快諾いただいた企業の推進担当者の皆様はもちろん、朝早くから夜遅くまで熱意を持って参加いただいた多くの皆様に改めて感謝の意を表します。有難うございました。

また今回「QFD-TRIZで開発がどう変わったか?」というテーマで講演頂いた伸和コントロールズ株式会社での取り組みが、日経ビジネスオンラインの「記者の目」というコラムで取材・紹介されました( 世界一のホテルと川崎の下町ロケットの共通点「(11月24日付)」)。是非ご一読ください。

私たちアイデア社は、これからも「TRIZで日本の製造業を元気にする!」をモットーに邁進してまいります。今後とも何卒宜しくお願いします。

2015年11月30日 株式会社アイデア 代表取締役社長 前古 護

  • IDEAユーザミーティング2015 様子
  • IDEAユーザミーティング2015 懇親会

午前の部 チュートリアル10:00-12:00 (受付開始 9:40~)/アメジストの間

10:00-12:00 『チュートリアル: “IDEA流のTRIZ課題解決プロセスとは?” 』株式会社アイデア TRIZプログラム担当ディレクタ 片桐朝彦
概要 日経ものづくり誌などでも「TRIZの日本式活用法」として紹介されている“IDEA流のTRIZ課題解決プロセス”。それは、TRIZの強力な発想手法を、製品・技術開発の実務で有効活用するための、革新的課題解決の実戦的プロセスです。

本ワークショップでは、TRIZの発想手法と、TRIZに基づくIDEA流課題解決プロセスとは何か、このプロセスを活用するとどんな効果が期待できるのか、開発現場でうまく活用するコツは、などを、実務への適用経験豊富な弊社コンサルタントが解説させていただきました。

“TRIZとは何か”、“TRIZをこれから開発に適用してみたい”、“TRIZの導入効果を体験してみたい”、“研究部門、開発部門、技術部門においてどの場面で使っていくのが有効か?”… など、これからTRIZを導入したいと考えている方、既に導入していて今後の活用推進のやり方を模索されている方
(また過去にトライしたが失敗した)、を対象とするチュートリアルです。

午後の部 講演会13:00-17:00 (受付開始 12:30~)/エメラルドの間

アイデア社講演① 『アイデア社の体系的開発手法&Goldfireソリューションのご紹介』 『IHS社プロダクトデザインのエンジニアリングソリューションのご紹介』 株式会社アイデア ソリューション営業担当ディレクタ 鹿倉潔
IHSグローバル株式会社 代表取締役 大谷修造氏 
概要 アイデア社は、断トツ製品を生むための開発コンセプトづくり、重要な技術課題に対する解決策創出、自社技術シーズを生かせる事業機会(用途)の探索など、TRIZを核とする体系的開発手法とイノベーション支援ソフトウェアGoldfireの活用ノウハウに基づき、個々のクライアント企業の目標や課題に合わせた様々なプログラムを提供しています。

本講演では、現在アイデア社が提供しているプログラムソリューションの概要をご紹介させていただきました。
またGoldfireの開発元である米IHSグローバル社の日本法人代表の大谷修造氏より、IHS社プロダクトデザイン部門の製造業向けソリューションの全体像のご紹介と、IHS社のエンジニアリングソリューションの今後の展望、IHS社のソリューションを展開していく上でのアイデア社の開発手法ソリューションの位置付けについて講演いただきました。
アイデア社講演② 『シーズドリブンQD ~自社の技術シーズを生かした新規事業機会(用途)探索のための体系的アプローチ~』 株式会社アイデア プロジェクトコンサルティング担当ディレクタ 笠井肇
概要 「自社の製品(材料)の新しい用途を開拓したい」、「自社の技術を生かせる新しい事業分野を開拓したい」…多くの企業が目標に掲げていても、なかなか具体的な成果が出せずに悩んでいる課題ではないでしょうか?

シーズドリブンQDは、自社の技術シーズの特性を生かせる事業分野・用途を的確に探し出し、その用途で“勝てる商品”を生み出すための商品コンセプトづくりと、それを実現するための技術課題を抽出する、体系的な手法(プロセス)です。

シーズドリブンQDプログラムでは、体系的開発手法のひとつであるQFDの考え方とGoldfireの知識探索機能をフルに活用して、このプロセスを実践します。本講演では、このシーズドリブンQDアプローチの概要を紹介させていただきました。
アイデア社講演③ 『TRIZとタグチメソッド(TM)の連携 ~TRIZで発想した革新的な解決策を、TMとシミュレーションを活用して迅速に具現化する~』 株式会社アイデア TRIZプログラム担当ディレクタ 片桐朝彦
概要 QFD→TRIZ→TMの連携適用による一連の新製品開発プロセスの中で、最もハードルが高いのが生産(量産)、発売段階になります。TRIZから導出されたアイデアが、画期的、革新的であればあるほど、意思決定の判断を誤ったり、タイミングを逃したり、重大な品質問題、コスト問題が発生するリスクが高くなります。かといって、リスクを下げる為に既存の技術の延長で開発する事は出来ません。

TRIZで生み出した技術課題解決の新しいコンセプト(解決策)を具現化する段階で、想定されるリスクを抽出し、事前にTMのパラメータ設計とCAEシミュレーション (3Dプリンタなど)を活用することで、革新的なコンセプトを、効率的に、最適で品質が安定した詳細設計に落とし込むことが不可欠になります。

本講演では、「全日本製造業コマ大戦」向けの新しいコマの開発を例に、TRIZによる課題解決と、TMパラメータ設計とCAEシミュレーションをどのように連携活用できるかを紹介させていただきました。
クライアント企業講演① 『オリンパスにおける科学的手法連携の取り組み ~開発者が手法を自然に活用できる仕組みづくり~』 オリンパス株式会社 ソリューション技術本部 ECM推進部
開発革新担当部長 緒方隆司氏
概要 オリンパスでは、2009 年よりQFD、TRIZ、品質工学(TM)を開発プロセス改善のための科学的アプローチとして導入し、2012 年からは、現場の技術問題を機能ベースの手法連携で効率的に解決する「目的別7 つのソリューション」を提供する形に進化させてきました。現在では、テーマ探索から生産導入に至るまでの全てのプロセスで、技術者が各手法を連携させながら自然に使えるような環境が整ってきました。

本講演では、目的別7つのソリューションを繋げる機能ベースの展開、およびその活用を支える社内推進活動について、同推進活動を率いる緒方隆司氏に講演いただきました。
クライアント企業講演② 『表面処理薬品開発におけるQFD-TRIZ-TM活用事例』 メルテックス株式会社
グローバルマーケティング部 先導技術開発Gr
グループリーダー 田嶋和貴氏
概要 表面処理薬品は、古くは装飾、最近ではエレクトロニクスを中心に幅広く活用されています。表面処理薬品は産業材の位置付けであり、各種材料に対して複数の工程でめっき加工を経て最終製品の部品となるため、単独では完成品になりません。また化学薬品の開発においてQFD、あるいはTRIZを用いた事例の報告は従来あまり報告されていませんでした。

本講演では、表面処理薬品を用いて新たなコンセプトを創造し、顧客へ新しい製造法を提案するアプローチとしてQFD-TRIZ-TMを活用した事例を、メルテックスの田嶋和貴氏に講演いただきました。
クライアント企業講演③ 『 QFD-TRIZによる問題解決と商品企画 ~提案型開発企業を目指す取り組み』 株式会社協和精工 技術営業部 開発営業課 
開発営業係長 林政広氏
概要 協和精工は、長野県の南アルプスの麓の素晴らしい自然環境に生産拠点を置く社員160名、売上19億円の企業で、モーションコントロール用電磁ブレーキ・クラッチの設計・製造と、医療機器、半導体、液晶製造装置部品の精密金属加工及び組立を手掛けています。

同社は、従来のOEM生産主体の事業からさらに一歩踏み込んだ提案型製品の開発企業を目指すために、QFD-TRIZの連携活用による「提案型製品の体系的開発手法」に取り組みました。

本講演では、新規分野向けの電磁ブレーキの開発案件への取り組み事例について、同社技術営業部の林政広氏に講演いただきました。
クライアント企業講演④ 『伸和コントロールズにおけるQFD-TRIZ活用の取り組み ~QFD-TRIZで開発がどう変わったか』 伸和コントロールズ株式会社
執行役員 管理本部長 山本拓司氏
概要 伸和コントロールズは、様々な分野の流体制御向けのバルブをはじめとした機器事業と、半導体やFPD製造プロセス向けの温湿度制御装置の装置事業を営んでいます。同社は2011年、精密温湿度制御空調装置の新製品開発プロジェクトでQFD-TRIZを活用し、従来製品比較で50%の小型化を短期間で実現しました。その後同取り組みをバルブ事業へも展開し、全社横断的に体系的手法への取り組みをしています。

本講演では、QFD-TRIZ手法導入以前に同社が抱えていた課題、QFD-TRIZの導入で同社の開発がどう変わったか、経営へのインパクトなども含めて、同社で本取り組みを推進している山本拓司氏より講演いただきました。
クライアント企業講演⑤ 『社内イノベーション活動課題と今後の方向性 ~商品化に直結させるアイデアまとめ(問題提起)~』 東洋ゴム工業株式会社 
タイヤ技術本部 タイヤ先行技術開発部 技術企画・管理グループ
セクションリーダー 柏原直人氏
概要 東洋ゴムは、タイヤを主力とした製品等において、顧客に「驚き」を提供するモノづくりを目指し、ユニークな発想力、革新的で常識を覆す技術開発力を追求し続けています。

その一環として、2012年からQFD-TRIZを活用した社内イノベーション活動を推進展開して一定の成果を得ましたが、一方で課題も浮き彫りになりました。そこで、更なる進化Sカーブ(次の段階)を目指した仕組み、ソリューションを構築中です。

本講演では、TRIZ本来の良さを生かすには、TRIZの後工程(アイデア発散後)が重要であることに着目した、同社の商品化へ直結させるためのアイデアまとめ方法の一例を紹介します。他の多くの企業でも同じ悩みを抱えているのではないか?という問題提起を行い第3次TRIZブームの火付けをすべく、東洋ゴムで同活動を推進する柏原氏より講演いただきました。

懇親会

17:00 ~ 19:00 懇親会(サファイアの間)
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