「突然ですが、問題です。”創造性”の反対語はなんでしょう?」(片桐)

「突然ですが、問題です。”創造性”の反対語はなんでしょう?」(片桐)

 こんにちは
株式会社アイデアのシニアコンサルタント、片桐です。

 COVID-19の影響でほとんどを自宅で過ごす毎日ですが、
こんな時こそ新しいことにチャレンジするチャンス!という事で、
新しいTRIZツールやプログラムの開発に取り組んでいます。

また、いつもは雑草に覆われて、ろくな作物が出来ない畑も、
今年はきちんと整理して、新しい作物を植えました。

 今後の成長、結実、収穫が楽しみなところです。
TRIZ発明原理、その22:「災い転じて福となす」の原理というやつですね(^_^) 

 さて、今回のお話は「創造性」についてです。

突然ですが、問題です。「創造性」の反対語はなんでしょう?

 私は数年前までメーカーの開発部門で
新製品の企画、開発、研究、マーケティングなどをやっていましたが、
いつも経営陣からは、もっと創造性の高い仕事をしろ、
画期的な製品を開発しろと言われていました。

しかし、実際にそんな新製品の企画を提案しても、
本当にできるのか?本当に売れるのか?本当に儲かるのか?
といった漠然とした不安からくる質問の集中砲火に曝され、
合議制のもとでは予算がつくことはほとんどありませんでした
(根回し、裏工作に奔走して何とかする政治力の世界)。

また、担当者にしてみれば創造性豊かな仕事は多くの時間と空間を使うため、
一般的な目標管理制度の下で評価されることはありませんでした。
その結果、新製品と言っても既存製品の少しだけ改良、
他社製品の模倣テーマが多くなってしまいます。

 辞書的には「創造」の反対語は「模倣」、この問題の正解ではありますが、
上記のことを考えると、その背景に真の原因が潜んでいる気がします。
誰もが本当は創造的な仕事をしたいのにそれが出来ない根本的な要因があるのではないかと・・・

 という事で正解は、創造性」の反対語は「生産性」です(異論があるとは思いますが)。

特に開発、生産、を一つの会社で行っているメーカーにとって、
創造性と生産性を両立することは不可能と思えてきます。

 2006年、こんなジレンマに悩んでいるときに出会ったのが、
QFD、TRIZ、タグチメソッドなどの体系的手法、
およびこれらを一気通貫で適用する新製品開発プロセスです。

これら体系的手法とその適用によって「創造性」と「生産性」を両立して、
画期的な新製品を造ってみよう!というのが全ての始まりでした。

 私のコラムは、このあたりのお話を中心に、
思いつくがまま四方山話的にいきたいと思いますので、よろしくお願いします。

片桐@IDEA

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