IDEAユーザミーティング2018開催報告

IDEAユーザミーティング2018開催報告

開催概要:IDEAユーザミーティング2018(2018年10月19日、TKPガーデンシティPREMIUM神保町)

2018年10月19日にTKPガーデンシティPREMIUM神保町にて、「IDEAユーザミーティング2018」を開催致しました。当日は、180名の方にご参加いただき盛況に終えることができました。ありがとうございました。
今回のユーザミーティングでは、IDEAのクライアント企業6社の方より開発事例・推進事例について講演頂くと共に、IDEAからは「体系的開発手法 x Goldfireソリューション」の最前線の情報をお届けしました。各講演の概要は下記の通りです。
各講演の詳細については、IDEAまでお問い合わせください

 

 

講演タイトル
概要

TRIZ課題解決手法による、布表⾯の樹脂残留問題の解決

Everest Textile Co., Ltd.(台湾) Richard, Chuan-I Hsu様

We first use the TRIZ method as a tool to solve our surface resin residue problem on fabric we met. By use of the TRIZ-based problem-solving process, we learn how to define our problem with Root-Cause Analysis and Device analysis. Our team easily generated up to 250 ideas with the Inventive Principle and System Modification Patterns from TRIZ. These ideas were effectively classified into eight subsystems, and we finally draw a conceptual map of the main system to find the several major solutions which can be used to solve our problems by steps. Therefore, we think TRIZ is most useful in roles to be as a problem-solving tool. We would import into our other specific problems and train our members how to apply TRIZ method to generate solution we need.

商品企画のためのTRIZ活用

伸和コントロールズ株式会社 松田幸士様

伸和コントロールズ株式会社では、2010年から2011年にかけて取り組んだQFD、TRIZの成功事例「精密温湿度空気供給装置の小型化」を皮切りに高耐久性電動弁の開発につなげ、弊社製品開発でTRIZの活動を継続しています。
また、営業活動へ応用し、市場へどのような価値を提供できるのかという意識転換を図り、新たな製品開発に繋げています。

本報告では、第10回TRIZシンポジウムで報告した電動弁の改良紹介を行いながら、拡販活動における取り組みを紹介します。

自動車用ゴムホースのズレ・抜け対策

丸五ゴム工業株式会社 中野将之様

当社として初めてTRIZを導入する上で、コンサルの指導によって、5名×2チームの研修生が7日間のセミナーを通じて、実際に難題に直面しているテーマを設定し、問題解決にあたった事例について紹介します。

チームAのメンバーは、開発・設計・生産技術・製造の各部門から選定され、テーマとしては単純ではあるが、非常に解決に難航している「ゴムホースのズレ・抜け対策」とし、台上耐久試験での、高温・振動・脈圧によって、ゴムホースが挿入されたパイプからズレ&抜けるという課題を、まずはGoldfireを用いて原因結果分析と機能属性分析を実施しました。
次いで、発明原理・進化パターン・科学的効果からのアイデア出しを行い、開発期間を横軸、機能性を縦軸にしてマッピングを作成し、アイデアの選択と結合によって、短中長期実現目標のコンセプトを摸索しました。

既存商品の問題解決のためにTRIZを活用して見えてきた効果と課題』
~据置き手すりの問題解決を例として~

オーエム機器株式会社 宮原麻衣様

オーエム機器株式会社は、「お客さまの想いを形に」をモットーとして、OAフロアや住宅関連商品(シャッター、断熱物置用パネル)、福祉関連商品(トイレ用システム手すり、介護用水廻り車いす)など金属加工製品を中心とした商品の開発・製造を行っています。

近年、中でも高齢者向けの福祉関連商品の引き合いが増えています。福祉関連商品の開発において、私たちはお客さまの要望や情報をもとに、他分野の商品開発で培った技術を展開し、自分たちの知識や経験、アイデアを組み合わせるという方法で開発をしてきました。
しかし、この方法では発想が狭く、競合商品とひと味違うといった差別化された目新しい商品にはならず、従来の開発方法を打破したい、付加価値を高め競合商品との差別化を図り、魅力的な商品を開発したいと思い、QFD・TRIZの活用を始めました。

小林製薬における、Goldfireを活用した「仕事のやり方を変える」取り組み

小林製薬株式会社 山中雅史様

小林製薬は、「あったらいいなをカタチにする」のスローガンの下に、医薬品、芳香剤、栄養補助食品(サプリメント)、日用雑貨品などの分野で、様々な製品を提供しており、現状の事業領域にこだわらず、より幅の広い「人と社会に素晴らしい『快』を提供する」という経営理念に基づいた事業活動を行っています。

世の中のニーズを先取りした製品開発を行うためには、「情報収集」と「アイデア発想」の方法を常に変化させていくことが必要となります。そのため、小林製薬は2016年から株式会社アイデアの指導の下で、Goldfireを様々なシーンで活用すべく社内で推進しています。本講演では、その事例をご紹介します。

科学的アプローチの推進』
~活用拡大に向けた、『7つの目的別ソリューション』と教育の改善活動~

オリンパス株式会社 藤川 一広様、土屋 浩幸様、三木 基晴様

オリンパスでは、2009 年よりQFD、TRIZ、品質工学(TM)を開発プロセス改善のための科学的アプローチとして導入し、2012 年からは、現場の技術問題を機能ベースの手法連携で効率的に解決する「7つの目的別ソリューション」を提供する形に進化させてきました。技術者の『困った』に直結したソリューションは、活用場面が分かりやすく、我々の支援件数も増加し、認知度も向上しています。

次のステップとして、更なる活用拡大を進めるには、現場に根ざしたより幅広い柔軟な解決方法を提供する事、技術者自らが科学的アプローチを体得し活用する事が、重要と考えました。
今回は、これまでの活動の経過及び次のステップに向けた課題とその取り組みに関して紹介します。

イノベーション手法を活用したタイヤ技術開発事例 』
〜 新技術「Toyo Silent Technology」は、このようにして生まれた 〜

東洋ゴム工業株式会社 柏原直人様、榊原一泰様

東洋ゴムはタイヤを主力とした商品において、「そのタイヤに驚きはあるか?」をキャッチフレーズとして、顧客感動を提供することを目指し、「ユニークな発想力、革新の技術力、常識を覆す開発」を日々追 求しています。

近年の自動車業界を取り巻く環境は、「CASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric)」という言葉に象徴されるように新たなモビリティー社会への大変革移行期であり、もはや従 来の常識などは何ら役に立たず、イノベーションの早期具現化が求められます。
2012年からQFD/TRIZを活用した社内イノベーション活動を進めてきた成果もあり、エアレスタイヤ 「noair」やタイヤ静音化技術「Toyo Silent Technology」など、ユニークな新技術を続々と完成さ せ社外発表をしました。

今回講演では、イノベーション手法をタイヤ技術開発へどのように適用したのか、具体的な解説ととも に紹介いたします。

講演に関する詳しいお問い合わせ

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