
Goldfireとは?
Goldfireは、IHSマークイット社のプロダクトデザイン部門が開発する「持続的なイノベーション実現」を支援するソフトウェアです。Goldfireは、社内・社外に蓄積された膨大な情報・知識の有効活用、TRIZ(発明的問題解決理論)に基づく問題分析・アイデア発想手法の実践、の二つの機能により、製品開発プロセスの様々な段階での「知識に裏付けられた分析、発想、意思決定」を支援します。
Goldfireの主な用途
- 技術動向・市場動向のリサーチ
- 自社コア技術・材料を生かす新規事業機会・用途の探索
- 製品・技術開発コンセプトや実現方法の検討
- 既存製品・技術の改善策の検討
- 品質問題の検討(リスク予測・回避、不具合原因究明・対策)
- 強い特許網づくり/競合特許回避
- 社内に蓄積された知識資産の有効活用(ナレッジマネジメント)
イノベーションを妨げる4つの要因を克服
GoldfireとTRIZを核とする体系的開発手法の活用で、製品・技術イノベーションの創出を妨げる次の4つの要因を克服することができます。
- 優れたアイデア発想のための体系化されたプロセスがない
- 課題分析と機会分析が不十分
- 社内に蓄積された知識・ノウハウを有効活用できない
- 異業種や異分野を含む膨大な社外知見から、自社の課題解決に必要な知識やヒントを取り出すための効果的な方法がない
Goldfireの2つの主な機能
Goldfireの有効活用のための、サポート・コンサルティングサービス
Goldfireトレーニング・サポート
Goldfireの有効活用のための各種オンサイトトレーニング・サポートを提供します。各プログラムの内容や費用はIDEAまでお問い合わせください。
- Goldfireをこれから使うユーザのための基本操作トレーニング
- Goldfire管理者向けの社内サーバセットアップ支援と管理者タスクトレーニング
- 社内で共有するGoldfire知識ベースの設計・構築サポート
- Goldfireの知識検索機能を活用した、実テーマでのリサーチのサポート
- Goldfire知識検索を活用したリサーチ方法を社内に展開・定着させるための、リサーチワークフロー設計とテンプレート作成支援
Goldfire知識検索スキルアップセミナー
Goldfireの知識検索を実務で使いこなすスキルを習得するための、月1回/全5回で完結する連続講座です。講義と演習で構成され、様々な業界から参加するユーザとチームを作って演習に取り組みます。
上期・下期、東京・大阪会場で実施しています。各年度のセミナー日程や費用はIDEAまでお問い合わせください。
Goldfireと体系的開発手法を活用した実テーマ解決コンサルティング
Goldfireと体系的開発手法(QFD、TRIZ、シーズドリブンQDなど)を活用して、開発プロジェクトにおける商品企画や課題解決、また組織的な企画構想・課題解決スキル向上に取り組みます。体系的開発手法コンサルティングについては、こちらをお読みください。
Goldfire:システム構成/要件
Goldfireシステム構成
Goldfire社内のサーバ構成と、Goldfire.com構成の2つの構成があります。 お客様のご利用環境・ニーズに合わせてご提案します。

Goldfire.com構成
IHS社のサーバーでユーザを管理する方式です。Goldfireを起動する際、エンドユーザはIHS社のサーバーへログインを行います。
初期セットアップが非常に簡単ですので、導入後すぐに運用をスタートできます。作成した知識ベースは、個人ごとに管理を行いますが、インポート/エクスポート機能を使用することで疑似的な共有も可能です。
Goldfire
社内サーバー構成
社内にGoldfire専用サーバー(社内サーバー)を設置し、ユーザと社内の共有情報などの管理を行います。Goldfireを起動する際は、エンドユーザは社内サーバーへログインを行います。
Goldfire社内サーバーの機能を利用することで、より効果的な運用が可能になります。
- 共有の知識ベースの構築
- ODBC準拠データベース、PLMや文書管理システム内の文書情報からの知識ベース作成
- 知識ベースの自動更新機能
- Webブラウザからの利用
- 登録クエリに対する最新の検索結果のプッシュ配信 ・・・など
Goldfireシステム要件
Goldfire.com構成とGoldfire社内サーバ構成の、ハードウェア・ソフトウェア動作要件については、下記より資料をダウンロードしてください。